福祉施設は地域にしっかりと根付き、福祉を必要とする多くの皆様に愛され続ける施設でなければいけません。
あまりにも高級感のある外観や内観では、長くお住まいになる利用者様に、かえって気を遣わせてしまうことも。
その逆に質素に見えてしまう建物では、サービスの不十分な施設と受け取られ、企業イメージが損なわれてしまうでしょう。
私たちは、そうした面もしっかりと考慮した上で、長く大切に使っていただける建物づくりを行っていきます。
福祉施設の設計と建築では、一般住宅と異なるさまざまな要素を考慮しなければいけません。
たとえば介護のための「使いやすさ」や、利用者様の「快適性」。さらに末永く使っていただくために必要な「メンテナンス性」と「耐久性」なども挙げられるでしょう。
超高齢社会が訪れる「2025年問題」に向け、今後は福祉施設のさらなる需要増加が見込まれています。しかしだからといって、どんな建設会社に依頼してもいいわけではありません。
福祉施設の建築で多くの実績を誇り、特有のポイントを知り尽くしている私たちだからこそ、確実にご安心いただける施設をお届けすることができるのです。
施設の設置基準に則った施設づくりは、往々にして画一的なものになってしまいがち。
しかし地域に親しまれる福祉施設を目指すには、その土地ごとの風景に溶け込むような工夫を加えることも大切です。
私たちは、設置基準を順守した上で、外観イメージから建物の配置まで、地域の環境に合わせたプランをご提案。
最新の技術の取り入れながら、自然の風が吹き抜ける空間を演出するなど、利用者様や訪問者様に心の安らぎを感じていただけるような施設づくりを行います。
地域の高齢者を支える介護のお仕事は、時として非常にハードなこともあるでしょう。
私たちが考える理想の福祉施設とは、利用者の皆様だけでなく、そうした介護スタッフの皆様にも寄り添ったもの。さまざまな面で「使いやすさ」や「働きやすさ」にこだわっていきたいと考えています。
さらに毎日常駐するところですから、「ここで働いているんだ」と誇りを持てるようなデザインや空間にすることも重要。
私たちは、そこで働くスタッフの皆様のことも考えた建物を計画していきます。
トラブルを未然に防いだり、あるいは転倒などの事故が発生した場合でも、素早い対応ができるようにしていくには、介護スタッフの皆様が広範囲を見渡しやすい平面設計や空間演出にすることが大切。
スタッフ同士も目が届きやすくなることで、サポートが必要なときなどは、よりスムーズな連携ができるようになるでしょう。
こうした福祉施設は、単に大きな空間を区切っていけばいいわけではありません。私たちは、利用者様の動きや周りのスタッフの状況などが把握しやすい間取りを提案することで、誰もが安心できる施設づくりに貢献していきます。
入所ではなく、通所介護（デイサービス）を行っている事業者様には、そうしたデイサービスに適した計画を提案いたします。
たとえば、利用者様が自宅にいるときと同じ気持ちで使っていただけるような、そして毎日でも通いたくなるような施設づくりなど。
そうすることで、利用者様にとっても、生活機能向上のための機能訓練がはかどるなど、さまざまなメリットが生まれてくるはずです。
私たちが得意としているのは、利用者様にもスタッフの皆様にも喜ばれる機能的なデザインと、末永く使っていただけるだけの高い耐久性を兼ね備えた建物。
また、それらに付け加え、施設の近隣の方にも配慮した建物計画を行います。
こうした福祉施設の建築では、事業者様から「地域の方にトラブルの起こりやすい施設だと思われたくない」というご相談を受けることもしばしば。
私たちは、建物の配置や周囲に張り巡らすフェンスなど、近隣の皆様の不安を取り除くことのできる工夫を凝らすことで、誰もが安心できる施設づくりをお手伝いします。
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