丸ヨ建設 名古屋支店 R7・7月 『猛暑日?酷暑日?夏に知っておきたい「暑さ用語」』
夏になるとよく聞く言葉
「今日も猛暑日ですね〜」「酷暑日レベルの暑さ!」日常会話やニュースで耳にするこれらの言葉。
なんとなく使っていませんか?
実は「猛暑日」や「酷暑日」は、意味も使い方も違うんです。
夏の暑さを表す用語を整理してみました。
🌞まずは基本から!気象庁が定める暑さ用語
用語 | 定義 | 気温目安 |
---|---|---|
夏日 | 最高気温が25℃以上の日 | 25℃以上 |
真夏日 | 最高気温が30℃以上の日 | 30℃以上 |
猛暑日 | 最高気温が35℃以上の日(※気象庁の正式用語) | 35℃以上 |
熱帯夜 | 夜間の最低気温が25℃を下回らない夜 | ― |
どれも、気象庁が天気予報や防災情報で用いる正式な気温分類です。
🤔じゃあ「酷暑日」って?
「酷暑日」は、最近メディアやSNSで見かける言葉ですが📌 気象庁の正式用語ではありません。
実際は🌡️ 「猛暑日」の中でも、特に40℃を超えるような日に使われる俗称です。
つまり、「猛暑日」の“最上級”のような使われ方ですが、明確な定義はなく、あくまで強調表現。
※公式な発表にこの語が登場することはありません。
🧠「猛暑日」「酷暑」以外の暑さ表現もいろいろ
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真夏日:30℃以上
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熱帯夜:夜の最低気温25℃以上
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極暑:40℃超えでメディアが使うことも
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炎暑/灼熱/地獄のような暑さ etc...
用語 | 定義・意味 | 気温目安 | 備考・使われ方 |
---|---|---|---|
夏日 | 最高気温が25℃以上の日 | 25℃以上 | 気象庁の正式用語 |
真夏日 | 最高気温が30℃以上の日 | 30℃以上 | 気象庁の正式用語 |
猛暑日 | 最高気温が35℃以上の日 | 35℃以上 | 気象庁の正式用語 |
熱帯夜 | 夜間の最低気温が25℃を下回らない夜 | ― | 夜の寝苦しさの指標、気象庁用語 |
酷暑日 | 猛暑日の俗称。特に40℃以上と予想される日 | 40℃以上? | 気象庁の正式用語ではない(俗称) |
極暑(ごくしょ) | 40℃を超える非常に厳しい暑さ。メディアがインパクト強調で使うことも | 40℃超 | 非公式な言葉/ニュース・記事で稀に使用 |
炎暑(えんしょ) | 灼けつくような強い日差しのある暑さを意味する季語・文学表現 | 体感的 | 時候の挨拶や俳句などで使用される |
灼熱(しゃくねつ) | 燃えるような猛烈な暑さ。物理的な熱感を強く表す語 | 感覚的 | 報道・比喩・会話でよく使われる |
地獄のような暑さ | 命の危険すら感じるレベルの猛暑を比喩的に表現した言葉 | 体感次第 | SNS・日常会話・コピーライティングなど |
💡知っておくと会話がちょっと面白くなる「暑さの表現」
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「酷暑日」がニュースで出たら、「あ、猛暑日(35℃超)の中でも特にヤバい40℃級なんだな」と把握できる
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時候の挨拶で「酷暑の折、ご自愛ください」は上品で季節感のある表現
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「熱帯夜」と「猛暑日」がセットで出てくるときは、一日中暑さが続く危険な日というサイン!
📎猛暑日、酷暑日、熱帯夜…夏の「暑さ用語」Q&A
Q1: 「夏日」「真夏日」「猛暑日」、それぞれの違いは何ですか?
A1: それぞれ最高気温の基準が違います!
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夏日(なつび): 最高気温が25℃以上の日。
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真夏日(まなつび): 最高気温が30℃以上の日。
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猛暑日(もうしょび): 最高気温が35℃以上の日。
これらの言葉はすべて気象庁が定めている公式な予報用語です。数字が上がるにつれて、暑さのレベルが上がっていくのが分かりますね。特に「猛暑日」は、熱中症への厳重な警戒が必要です。
Q2: 「酷暑日」という言葉も聞くけれど、これは何ですか?
A2: 「猛暑日」のさらに上をいく、非公式の俗称です!
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酷暑日(こくしょび): 最高気温が40℃以上と予想される日(猛暑日の俗称)。
「酷暑日」は、気象庁が正式に定めている予報用語ではありません。 日本気象協会やメディアなどが、猛暑日の中でも特に危険な40℃以上の暑さを表現するために使っている、いわば「俗称」です。
公式な用語ではないものの、これほど暑い日は命にかかわる危険性がありますので、最大限の警戒が必要です。
Q3: 夜も暑くて寝苦しい時は何と呼ぶのですか?
A3: それは「熱帯夜」です!
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熱帯夜(ねったいや): 夜間の最低気温が25℃を下回らない夜。
日中の暑さが夜まで続き、なかなか気温が下がらない夜のことを「熱帯夜」と呼びます。
これも気象庁が定めている公式な予報用語です。
熱帯夜は睡眠不足や体調不良につながりやすいため、エアコンを適切に使うなど、快適な睡眠環境を整えることが大切です。
まとめ
今年の夏も、猛暑日どころか“酷暑日”レベルの日が続きそうです。
「何度からが何?」を正しく知って、ニュースの見方も変えてみませんか?
「猛暑日」「酷暑日」体感的にはどちらも“危険な暑さ”熱中症対策を忘れずに!
そして何より、自分の身体を守ることが最優先!
こまめな水分補給・冷房活用・無理をしない、この3つを忘れずに。