丸ヨ建設 名古屋支店 R7・6月 『あなたの周りの蚊、もしかして推し活中!?』 ~夏にだけ現れて、冬にはどこかへ消える~
夏の夜、耳元をかすめる「プ〜ン」という小さな羽音。
朝起きたら、あっちもこっちもプックリ赤く腫れ上がった刺され跡!「なんで私ばかり刺されるの!?」と叫びたくなった経験。
夏になるとどこからともなく現れ、あなたのそばを離れない存在……。
でも、気づけばいつの間にか姿を消している。
それ、もしかして蚊があなたに季節限定の「推し活」してるのかも!
推し活その1:体温でロックオン!「アナタの熱い鼓動、感じてます」
蚊は、私たちの吐く二酸化炭素や体温に引き寄せられるってご存知でしたか?
特に体温が高い人、例えば運動後や寝ている時の体温は蚊にとってまさに「ホットスポット」!
彼らはあなたの熱い鼓動を感知し、「あ、今日の推し、いつもよりアツい!」とばかりに、一直線にあなたのもとへ向かいます。
まるでライブ会場で推しを見つけるかのように、あなたの熱気に吸い寄せられているんですよ。
推し活その2:汗とニオイで嗅ぎ分け!「唯一無二の香り、たまりません!」
蚊は、汗に含まれる乳酸や、特定の常在菌が出すニオイを敏感に察知します。これがまた、人によって全然違うんです!
「私だけのオリジナルフレグランス!」と言わんばかりに、蚊たちはあなたの独特の体臭を嗅ぎ分け、まるで「今日の推しの香水、最高!」とでも言いたげに、あなたを選んで飛んでくるんです。
シャワーを浴びたばかりなのに刺されるのは、もしかしたらその洗い立ての清潔感が、蚊にとって逆に魅力的なのかもしれませんね(ポジティブ思考!)。
推し活その3:血液型で好みが分かれる!?「A型さん、尊い…」
都市伝説のように語られるのが、「蚊は特定の血液型が好き」という話。特にO型の人が刺されやすい、なんて聞いたことありませんか?
諸説ありますが、これも血液型によって肌から出る分泌物の違いが関係していると言われています。
もしあなたが特定の血液型でよく刺されるなら、それは蚊にとって「この血液型、マジで最高!」「ああ、この尊い血液、一口飲まずにいられない!」という、まさに"推し"の血液型なのかもしれませんません。
推し活のフィナーレ:刺されたらどうする?
結局のところ、蚊に刺されるのは避けたいですよね!でも、もし刺されてしまったら…
まずは石鹸と水で洗い流すのが基本中の基本。
かゆみがひどい場合は、冷やすのが効果的です。
保冷剤や冷たいタオルで優しくクールダウン。
市販の虫刺され薬を塗って、かゆみを鎮めましょう。
かきむしると、とびひなどの原因になるので要注意!
推し活の充電期間 〜冬の静けさの裏側~
夏にあんなに盛り上がっていたファンたちも、秋風とともにフェードアウト。
蚊たちは気温15℃以下で活動休止。
まるで、ツアーが終わり、次のツアーまでの充電期間。
中には、暖かい建物の内部に侵入して、年を越す熱狂的なファン(しぶとい蚊)もいますが、これは少数派。
代謝を限界まで下げて、次のカムバックツアー(春)のために、全力で“充電中”なんです!
来年のカムバックに備えて〜卵で命を繋ぐグループも!~
次のカムバックツアーの推し活をするために、多くの蚊は、冬が来る前に水辺の近くの地面や葉っぱの裏などに卵を産みつけます。
そして、春になって気温が上がり、水たまりができたりすると、卵から新しい蚊が孵化してきます。
春になると、また新しい顔ぶれで“推し活”が始動が始まるので蚊たちのプロデュース力、侮れません。
来年の夏も、またあなたに会うために。
あなたの「ファン」である蚊たちは、夏が来れば必ず戻ってきます。
あなたの近くでエネルギー補給(推し活中の推し活)
次に耳元で「プ〜ン」と鳴ったら、それは“開幕ライブの合図”かもしれません。
近年の猛暑にバテて気味
「今年、なんか蚊が少ないな…」と思ったこと、ありませんか?実はそれ、気のせいではないかもしれません。
近年の猛暑の影響で、蚊の活動時期が“ズレて”きているのです。
あまりの暑さに蚊もバテてしまい、活動を控えていることも。そして、気温が落ち着く9月頃から、じわじわと刺されることが増えるパターン。
“暑すぎる日本の夏”が蚊に与えている影響と、油断しがちな秋の蚊への対策をしてください。
まとめ
蚊がいなくなれば、刺されることもなくなるし、病気の心配も減って万々歳…と思いきや、実は蚊も地球の生態系では意外と重要な役割を担っているそうです。
例えば、蚊の幼虫である「ボウフラ」は、水中の有機物を食べて水をきれいにしたり、魚や水生昆虫の餌になったりしています。
また、成虫の蚊は、花の蜜を吸うことで植物の受粉を助けたり、鳥やコウモリなどの捕食者の餌になったりもしています。
もし蚊が永久に活動を停止してしまったら…それはそれで、地球の生態系に大きな影響が出てしまうかもしれません。
最後に「推される側も大変だな…」と思ったら、まずは対策をしっかりと!
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網戸のチェック
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水たまりを作らない
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虫よけスプレーで距離を置く(←ファン対応もほどほどに)